全部リノベしなくてもいい|中古マンションを買ってから少しずつ整える考え方

domi
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中古マンションを買うなら、最初に全部リノベしておいたほうがいいのかな。
そんなふうに迷う方も多いと思います。

たしかに、入居前にまとめて工事をしたほうが効率よく進むこともあります。
でも実際には、最初から全部を決めるより、今やること後で決めてもいいことを分けて考えたほうが、気持ちも予算も整理しやすいことがあります。

この記事では、中古マンションは全部リノベしなくてもいいという考え方と、今やること・後で決めることの分け方を、わが家の体験談を交えながらお伝えします。

最初に決めたいのは「全部やるか」ではなく「何を今やるか」

中古マンションを検討していると、つい「フルリノベするか、しないか」という大きな二択で考えてしまいがちです。
でも実際には、その前に考えたいことがあります。

それは、今やっておいたほうがいい部分と、住んでからでも整えやすい部分を分けることです。

たとえば、配管や設備の更新、間取り変更、水まわりの工事などは、暮らし始めてからだと負担が大きくなりやすい部分です。
一方で、収納の置き方、家具の配置、子ども部屋の使い方、細かな内装の好みなどは、住みながら調整しやすいこともあります。

最初に全部を完成させようとすると、お金も気力も必要になります。
だからこそ、「全部やるか」ではなく、変えにくいところを優先して、後から調整できるところは残しておくという考え方が合う人もいます。

先に住んでから分かる不便もある

図面を見ているときには良さそうに思えたことでも、実際に住んでみると印象が変わることがあります。

収納は、暮らしてみないと本当に必要な場所や量が分かりにくいものです。
動線も同じで、朝の支度、洗濯、帰宅後の流れなどは、毎日の積み重ねの中で「ここは使いづらい」と気づくことが少なくありません。

子どもがいる家庭では、成長に合わせて必要な形も変わっていきます。
小さいうちは広く使えたほうがよくても、あとから区切りたくなることもあります。

床や壁の汚れやすさ、生活音の感じ方なども、住んでみて初めて実感しやすい部分です。
そう考えると、最初から全部を決めきるより、少し余白を残しておくほうが安心な場合もあります。

フルリノベ以外にも、進め方はいくつかある

中古マンションを整える方法は、フルリノベだけではありません。
自分たちの予算やタイミングに合わせて、段階的に考えることもできます。

まずは最低限の補修やクリーニングだけで住み始める方法もあります。
また、キッチンや浴室など毎日使う水まわりだけを先に整えるやり方もあります。

子どもの成長や働き方の変化に合わせて、数年後に収納や間取りを見直す考え方もあるでしょう。
最初から完璧を目指すより、その時々の暮らしに合う形へ整えていくほうが、無理が少ないこともあります。

どのタイプのリノベ会社がどんな進め方に向いているかは、中古マンションのリノベ会社はどう選ぶ?4タイプの違いと比較ポイントを暮らし目線で整理 も参考にしてみてください。

中古マンションのリノベ会社はどう選ぶ?4タイプの違いと比較ポイントを暮らし目線で整理
中古マンションのリノベ会社はどう選ぶ?4タイプの違いと比較ポイントを暮らし目線で整理

私自身、暮らしてから見えてくることはあると感じました

焦って決めなくても、意外と大丈夫だった

わが家は、妊娠をきっかけに1LDKでは手狭になるかもしれないと感じ、もう少し広い家を探し始めました。
今の家賃と同じくらいの返済額で暮らせることを考えて、たどり着いたのが中古マンションでした。

ただ振り返ると、未就学のあいだは、家探しを続けながら1LDKで暮らしていても、意外と大きな問題はなかったように思います。
家族が増えるからといって、すぐに引っ越さなければならないとは限らない。当時の自分は少し早く決めつけていた気もします。

今思うと、もう少しゆっくり考えてもよかったのかもしれません。
それくらい、住んでみて分かることは多いのだと感じています。

子どもが小さい時期は、汚れや傷への心構えが大事

出産をきっかけに新築マンションや築浅マンションを買ったママ友の話を聞いていると、物を落として床が傷ついたり、壁紙にクレヨンで落書きされたりと、子どもが小さい時期ならではの話をよく耳にしていました。

私自身は、せっかく購入した新しい家が汚れたり傷ついたりすることに、きっと強くストレスを感じるタイプです。
その点、中古マンションは少し割り切って暮らしやすい部分がありました。

子どもに悪気があるわけではないので、最初から完璧な状態を保とうとしすぎず、ある程度は汚れたり傷がついたりすることも前提にしておくと、気持ちは少し楽になります。

子どもの好みは、成長とともに変わる

わが家は娘が小4のときにリノベをしたので、子ども部屋の壁紙は本人に選んでもらいました。
ブルーグレーの壁紙に、オープンクローゼットの中はストライプ柄です。

そのときは気に入っていたのですが、中学生になると「白のほうが家具に合わせやすかった」と言うようになりました。
自分で選んだものであっても、年齢が上がると好みは変わるのだと実感しました。

壁紙はそう頻繁に替えるものでもなく、まだ使えると思うとなかなか替えません。
これはわが家にとって少し誤算でした。

子ども部屋の内装のように長く使うものは、その時の好みだけで決めすぎず、少し余白を残して考えるのも大事だと思っています。

こうして振り返ると、すぐにリノベを前提にしなかったことは、わが家にとって結果的によかったのだと感じています。

暮らしながら考えられる良さがある一方で、お金の確認は必要

中古マンションを買ってから、あとでリノベやリフォームを考える進め方には、暮らしながら必要なことを見極めやすい良さがあります。

ただ、資金の組み方によっては注意したい点もあります。
購入後に大きめの工事をする場合、ローンの借り換えや手数料が発生するケースもあるためです。

わが家も、リノベ費用を住宅ローンにまとめる際に借り換え手数料がかかりました。
後から工事を考えている方は、こうしたお金の面も事前に確認しておくと安心です。

費用全体の考え方や予算の組み方については、中古マンション+リノベの予算配分はどう決める?4つに分ける考え方とわが家の実例 で詳しくまとめています。

中古マンション+リノベの予算配分はどう決める?4つに分ける考え方とわが家の実例
中古マンション+リノベの予算配分はどう決める?4つに分ける考え方とわが家の実例

全部やる前提を外すと、考えやすくなる

中古マンションを買うときは、「どう整えるか」を考える場面がたくさんあります。
でも、そのたびに全部を一気に決めようとすると、予算も気持ちも苦しくなりやすいです。

そんなときは、

  • 今すぐやること
  • できれば早めにやりたいこと
  • 住んでから決めてもいいこと

この3つに分けてみるだけでも、かなり整理しやすくなります。

大切なのは、最初から完璧な形をつくることではなく、今の暮らしに必要なことを見極めることです。
そして、後から変えられる部分は、少し余白を残しておいても大丈夫です。

全部リノベしなくてもいい。
そう考えられるようになると、中古マンションの選び方や整え方は、もう少しやさしく考えられるようになるはずです。

まとめ

中古マンションを買うなら、最初に全部きれいにしなければいけない。
そんなふうに思い込む必要はありません。

まず考えたいのは、フルリノベするかどうかではなく、何を今やるかです。
変えにくい部分を優先し、後からでも整えやすい部分は残しておく。
その考え方のほうが、今の暮らしにも、これからの変化にも合わせやすいことがあります。

住んでから見えることは、思っている以上にたくさんあります。
最初から全部を仕上げる前提にしなくても、自分たちの暮らしに合う順番で少しずつ整えていくことはできます。
そう考えるだけでも、中古マンションの選び方や整え方は、少しやさしく見えてくるかもしれません。

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今すぐ全部決めなくても大丈夫です

中古マンションをどう整えるか迷うときは、まず「今やること」と「後で決めること」を分けて考えられると、気持ちも予算も整理しやすくなります。

まだフルリノベにするか、一部だけ整えるか決めきっていない方は、最初から1社に絞るのではなく、複数のプランや予算感を見比べながら考える方法もあります。

タウンライフリノベは、リノベの進め方や費用感を比較しながら整理したい方の入口として使いやすいサービスです。
今すぐ契約するためではなく、まずは「自分たちに合う進め方」を考える材料として見てみるのもひとつの方法だと思います。

まずは費用感だけ知りたいかたでもOK
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どみ|中古マンション×リノベーションの記録と考察
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中古マンション購入・リノベーションの実体験と、宅地建物取引士の視点を活かして、暮らしに馴染む住まいづくりをお届けします。 保有資格:宅地建物取引士
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