実体験から学ぶ!マンションリノベで後悔しない間取りのコツ5選
マンションのリノベーションで「間取り」はめちゃくちゃ大事です。
私もリノベを経験して感じましたが、間取りをどうするかで、毎日の暮らしの快適さも将来の売却のしやすさも変わります。
ここでは、私の実体験も交えながら、間取り変更のメリット・デメリットと、特に気をつけたい5つのポイントを紹介します。
リノベーションで間取りを変えるメリットとデメリット
メリット
暮らしに合った空間作り
家族構成やライフスタイルに合わせて、部屋の広さや配置を自由に変えられます。
私は趣味のスペースや、将来テレワーク用の部屋を作れるように工夫しました。
収納スペースの増加
クローゼットを増やしたり、デッドスペースを活かしたりすることで、部屋がスッキリして動線もスムーズになります。
老後を見据えたバリアフリー設計
段差をなくしたり手すりを付けたりすると、高齢になっても安心です。
※我が家は将来的に売却も考えていたので、バリアフリーは入れませんでした。
住まいの価値アップ
間取りや設備を整えると、住まいの価値が上がります。将来売るときも評価が高くなります。
デメリット
費用がかかる
壁を壊したり配管を動かしたりする大掛かりな工事は、やっぱりお金がかかります。
工期が長くなる
フルリノベーションだと、解体や新しい壁作りなどで2ヶ月くらいかかりました。
騒音や振動
工事中は近隣に迷惑をかけるので、業者さんが挨拶に行ってくれますが、私は自分でも隣人に挨拶しました。
構造上の制約
マンションは梁や配管が決まっているので、すべての間取り変更ができるわけではありません。
個性的な間取りのリスク
自分には便利でも、将来売るときに好みが分かれる場合があります。
ポイント1:ライフスタイルの変化に合わせた柔軟な設計
将来のライフスタイルを考えて、間取りは柔軟に作るのがおすすめです。
- 部屋の用途を固定しない
子ども部屋を将来書斎やゲストルームに変えられる間取りに。 - 収納スペースはたっぷり確保
家族や趣味が増えても困らないように、可動棚やクローゼットを用意しました。 - 将来のバリアフリー化にも対応できるスペースを確保
段差をなくす、手すりを設置できるスペースを残しておくと、あとでリフォームも楽です。
ポイント2:収納スペースの確保
収納の計画は、生活のしやすさに直結します。
- 具体例
クローゼット増設、壁面収納、デッドスペース活用など。 - 我が家の実例
和室をフローリングにして18畳のLDKに。外せない柱を活かしてファミリークローゼットを作り、扉をつけずに広く見せました。
ポイント3:水回りの配置と動線
水回りの配置は家事の効率に大きく関わります。
- 家事動線の効率化
キッチン・洗面所・浴室を近くに配置すると、洗濯や調理がスムーズ。 - 収納の配置
洗剤や掃除用品を使いやすい場所に置くと、毎日の家事がラクになります。
ポイント4:構造と設備の制約
マンション特有の制約も考えながら計画しましょう。
- 梁や配管は動かせない
間取り変更の前に必ず確認を。 - 床の高さ
対面キッチンにすると排水勾配の影響で段差が出る場合があります。
※我が家もI型キッチンを対面キッチンにしましたが、段差なく設置できました。古い物件によっては段差が生じる場合があります。
ポイント5:将来的な売却も視野に入れる
自分が快適でも、将来の売却を意識すると安心です。
- 万人受けする間取りに
個性的すぎる間取りは売却時に不利になる場合があります。
※我が家は1LDKも考えましたが、物件検索の際だと売却の観点(1LDKだと見つけてもらいにくい)で2LDKにしました。 - 最新設備を導入
キッチンや浴室を最新にすると、物件価値もアップ。水回りは耐用年数10〜20年なので、そのタイミングで見直すのもおすすめです。
まとめ
間取り計画は、リノベの満足度を大きく左右します。
私の実体験をもとにすると、意識しておくべき5つのポイントはこれです。
- ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に設計
- 収納スペースは十分に確保
- 水回りの配置と動線を考える
- 構造や設備の制約を確認
- 将来の売却も視野に入れる
この5つを意識すれば、後悔のない間取りが作れます。
自分も家族も、長く快適に暮らせるマンションリノベを目指しましょう!
